2009年03月29日

のんびりとポタリングのつもりが

■しまなみ海道夫婦ライド(2日目)

宿に車と自転車を置いたまま、徒歩で大山祇(おおやまずみ)神社にお詣りしました。大きな石の鳥居をくぐると、楠の巨木が迎えてくれます。桜の花はまだ咲き初めですが、満開になると見事でしょう。

昨日はちょっとハードなサイクリングになったので、今日はのんびりとポタリングにしました。道の駅「多々羅しまなみ公園」に車をデポして、北に向かいます。

多々羅大橋はしまなみ海道の橋の中でも指折りの美しさです。多々羅大橋には橋梁を吊る2本の塔がありますが、塔の下では「鳴き龍」という現象が体験できます。車で渡る人は体験できないものなので、是非自転車を停めて体験してください。

生口島を時計回りに周回しました。まず平山郁夫美術館耕三寺に立ち寄りました。平山郁夫画伯の風景画は大好きです。殊に京都や奈良の風景がいいです。耕三寺は開祖の母を想う気持ちは分かりますが、日光東照宮、石山寺多宝塔、法隆寺夢殿などの模倣は好きになれません。お昼を日本料理「まきの」で海鮮丼と鯛飯を食べましたが、ゆっくりと会席料理を食べてみたいと思わせるおいしいものでした。

時間がなくて因島に渡るのを断念し、南海岸を快調に走ります。大島と違って生口島は海岸線が真っ平らで助かりました。あまりに快調だったので生口島南IC近くの「シトラスパーク瀬戸田」に立ち寄ってみようと思ったのが、昨日に続いての運の尽きでした。国道からシトラスパークまでの道が、いったん上ってから下るという自転車にとって意地悪な道でした。「おそらくパークからそのまま国道へ下る道があるよ。着いたら係員に聞いてみよう」ととにかく進むことにしました。

シトラスパーク瀬戸田に着いてみると、来場者がそこそこいるのに係員の姿が全く見えません。柑橘類を栽培している「シトラスパビリオン」ではボタンを押すと音声ガイドが流れるだけ、香りを体験できる「香りの館」ではボタンを押すとノズルから香りが漂うだけ、「インフォメーションセンター」にはポスターとパンフレットが置いてあるだけ、レストラン「食の館」は閉鎖。何じゃこりゃ‘パラダイス’じゃないか。幸い駐車場側の売店に人がいて直接下る道の存在を聞くことができてホッとしました。今日もまた妻の不興を買ってしまいました。

多々羅大橋を再び渡り、道の駅「多々羅しまなみ公園」に戻ってくるともう午後5時前になっていました。閉店間際にあわてておみやげを買いました。大三島ICから西瀬戸尾道ICまで走って高速料金上限1,000円の恩恵に与り、山陽自動車道の渋滞にかかる手前の倉敷ICで降りて帰りました。久しぶりにゆったりした休日を過ごすことができました。

大山祇神社の石の大きな鳥居多々羅大橋を渡って生口島へ


より大きな地図で 大三島〜生口島〜大三島 を表示
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2009年03月28日

子供たちがキャンプに行ったので

■しまなみ海道夫婦ライド(1日目)

子供がいないのと、高速道路が最高1,000円になったので、夫婦でしまなみ海道にやってきました。この時期、天気がよいときは自転車で走るのが爽快ですから、車にロードバイクを2台積みました。どこかに車を停めてぐるりとポタリングしようという目論見です。

福山西ICで山陽道を降り、JR尾道駅へ行きました。サイクリングチケットの購入とサイクリングマップを入手するためです。サイクリングチケットは50円券×10枚綴りで、橋の通行料を支払うときに便利です。表紙は記念になります。サイクリングマップは島の名所・観光地を調べるのに使います。

道の駅「多々羅しまなみ公園」に車をデポして、自転車に乗り換えました。大三島橋を渡って、伯方島を通り、伯方・大島大橋を渡って大島へ。大島では村上水軍博物館に立ち寄りました。村上水軍は「海賊の親玉」を思っていたのですが、戦国時代の武将だったんですねぇ。認識を改めました。

往復するのはいやと、村上水軍博物館から南の海岸線へ出たのが運の尽きでした。「海岸線=平ら」ではないことに気づいたのはだいぶ走ってから。近距離だろうと軽く考えたのが失敗、延々アップダウンが続きました。妻がギブアップしたので、途中から国道317号線に戻りました。妻にとっては、「アップダウンのしんどさ>よい景色」だったようです。

大島のアップダウンのせいで時間切れ、来島海峡大橋の上でUターンを決断するはめに。陸地は踏めませんでしたが、四国上空まで来たのでよしとするか。最短距離で大三島に戻りました。

宿は大三島の大山祇(おおやまずみ)神社の近くの旅館に取りました。料理は魚魚魚で満足しました。
この日の走行距離は65km。妻にとっては最長走行距離の更新でした。

伯方・大島大橋を渡って大島へ大島の南海岸沿いはアップダウンの繰り返し来島海峡大橋へ自転車道を上る来島海峡大橋を渡って四国へ


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■リンク

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2009年01月19日

もう散々

■今年初めてジテツウしました

2009年1月14日に今年初めて自転車通勤しました。相当寒い朝でしたが、防寒装備は万全でそんなに寒いとは感じませんでした。7時に家を出発するのですが、この日の気温は氷点下だったと思います。服装は次のとおりです。
  • 上半身は半袖Tシャツの上に、ユニクロの長袖Tシャツを着て、パールイズミのウィンドブレークジャージ、さらにウィンドブレーカー
  • 下半身はショートのレーパンに厚手のタイツ(古くて品名不明)
  • 手袋は毛糸のインナーにウェットスーツ地のオートバイ用レイングローブ
  • シューズの上にゴアテックスのオーバーシューズ
  • 頭はインナーキャップにヘルメット
汗をかかないペースで1時間ちょっと走って会社に到着。何ということなく仕事をこなし、何ということなくまた走って帰りました。帰りは逆風が強く、ちょっとつらかったかな。

■真夜中に嘔吐・下痢

それは突然でした。いつものように12時過ぎに寝床に入ってうとうとしていたら、突然胃から競り上がってきて、ウエッ。ウエが一段落したら下。これの繰返しで、寒いトイレで冷えまくり、朝までブルブルガタガタ震えて耐えました。

1月15日は一日会社を休み、一日中寝床とトイレの往復。1月16日は何とか出勤したもの(もちろん車通勤)、夕方から悪化。土日家でゴロゴロして、やっと普通に食べられるまで直りました。

一時微熱があったけど、症状は嘔吐と下痢だけ。やっぱ風邪だったのでしょうか。無理は禁物です。寒いときは無理しないで車通勤します。
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2009年01月04日

吉備津彦神社初詣

■吉備津彦神社に自転車で初詣しました

今年も家族で恒例の初詣サイクリングに行きました。不景気のせいか昨年以上に車の渋滞がひどいようですが、自転車には関係なし。数珠繋ぎの車の列を後目に穏やかな日射しの中ゆっくりと走りました。

いつものおみくじ、子供たちは吉、大吉、大吉、大吉で、勉強の成績も、健康も、交通安全もぐんぐん上昇気運でめでたしめでたし。

ラーメン豚太郎で遅めのお昼を取りました。ここのチャーシューは絶品です。今日ももちろんチャーシューメン。
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2008年11月28日

京都ポタリング

■嵐山・嵯峨野・化野をレンタサイクルでポタリングしました

友人と久しぶりに会うために、京都へ行きました。京都駅には昼前に到着、約束の18:30まで5時間以上あるので、レンタサイクルを借りることにしました。

下調べしておいた京都サイクリングツアープロジェクトへ行き、ママチャリを借りました。CANNONDALEのMTBが借りたかったのですが、降水確率50%だったので泥よけがないMTBでは服が汚れてしまうため、ママチャリにしました(1回1,300円)。20年ほど前に京都に住んでいたので土地勘はあるのですが、記憶が怪しいため、100円のサイクルマップを買いました。ズボンクリップだけは持ってきていたのですが、帽子と手袋を忘れました。

七条通りを西に走りましたが、20年前と同じく駐車車両が左車線を塞いでいて、走りにくいです。ママチャリを加速して右車線を抜けていくのはめいっぱいの走りになります。桂川に出、土手沿いの自転車道を嵐山に向かいました。気持ちのよい道です。やっとゆったりした気持ちになりました。

岡山の田舎に住んでいるとなぜ嵐山の紅葉に人が集まるのだろうと不思議になりますが、雰囲気はいいですね。渡月橋は人でごった返し、人と人力車と観光バスで身動きがとれないくらいです。

単に時間つぶしをしている私は、紅葉で有名な宝筐院を横目で見て、嵯峨野から化野念仏寺を通り清滝へ抜けるトンネルまで上り、清滝道を下って、清涼寺前を通過し、大覚寺から広沢池へ出ました。お昼を天下一品太秦店で食べようと思ったものの、場所が分からず。結局、西大路三条の島津製作所を通って、西小路通りを南下し、久世橋まで走りました。西大路三条から久世橋まではかつて自転車通勤した道順のつもりでしたが、七条から八条で道に迷いました。町並みが変わってしまったのか、記憶が薄れたのか。

結局どこにも立ち寄らず、ひたすら走っていたポタリングですが、やっぱり京都はいいですね。またゆっくり時間をとって来たいと思いました。

桂川自転車道、松尾付近渡月橋と嵐山渡月橋から見た嵐山広沢池
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2008年11月22日

鳥取県境チャレンジ

■岡山・鳥取県境まで往復しました

県境チャレンジは今年の目標のひとつだったので、今年の残り1ヶ月でやっと達成しました。日暮れの早いこの時期に長距離を走るのはキツイですが、県南、県北とも好天の予報でしたので、頑張ってみました。

コースは、国道429号線と484号線が交わるところ、道の駅「かもがわ円城」、富村・中和村境の上杉越の3ヶ所に峠があります。県境に大きな峠がありませんので、岡山から鳥取に抜けるには比較的楽なコースだと思います。

旧・加茂川町、落合町、久世町は紅葉がきれいですが、富村から中和村はちょっと遅いです。富村、中和村は雪が残ってましたし、富村の橋が凍結していて見事に転けました(10時頃だよ、でもツルッツル)。

県北の気温が 14℃って聞いていたから、タイツを履いていったのですが、寒い寒い。ブーツカバーをはかなかったのが大失敗、久世町辺りまで足先は暖まらないし、脚に力が入らない。鼻水ぐしゅぐしゅで走ってました。たまらん。富村、中和村は体感で10℃ないと思います。

黒谷ダム旧・加茂川町の紅葉
旧・富村の紅葉岡山・鳥取県境


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2008年11月15日

閑谷学校ライド

■閑谷学校へ楷の木の紅葉を見に行きました

昨年は行くのが1週間遅くて黄色の楷の木の葉が散っていましたが、今年はばっちり時期を合わせることができました。昨年は息子が100kmに初めて挑戦しましたが、今年は知人が100kmに挑戦です。2週間前に70数kmを走破して、さらに上を目指します。こうしてどんどん自転車にはまっていくのです。

閑谷学校の楷の木


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2008年11月08日

サイクルモード・インターナショナル2008

■幕張メッセに行ってきました

会場に入ると試乗登録する人の列ができていました。特に乗りたいメーカーもないので、当日券を買って会場に入りました。すごい人です。本当に自転車ブームなんだなと実感しました。リュックサック背負っているか、メッセンジャーバッグを掛けているかして、ヘルメットをぶら下げている人がいっぱい。自転車を押して通路を歩いている人はこれから試乗するのか、試乗を終えたのか。

スペシャライズドやキャノンデール、ピナレロといった人気どころは試乗待ちの長蛇の列ができていましたが、思ったほどの待ち時間ではないようです。人気のないブースは、ぶらりと立ち寄って「これ乗れますか?」って聞けばすぐ試乗車が借りれます。ヘルメットも貸してくれます。新車を買おうと思っている人には最高の展示会ですね。

自転車メーカーのブースが目立ちますが、ダイアコンペやミカシマ、スギノといった老舗の部品メーカーも頑張っていました。完成車はカーボンばかり、アルミが少なくて、クロモリが復権といったところ。美しいクロモリフレームが高々と展示されているのはうれしいです。

キャットアイのブースでは暗幕を引いてヘッドライトの明るさを実際に体感できるようになっていました。「街灯のない川の土手を30km/hで安全に走ることができるライトはどれ?」と聞いたら、やっぱり2万円以上のバッテリーライトを薦められました。

グリコのブースでは、数あるサプリメントの選び方を教えてもらいました。走る前にはこれ、中間でこれ、後半はこれ、終わったらこれって全部買ってたら大金だぜ。

最後に自転車ツーキニストの疋田さんのトークショウを聞いてから、会場を後にしました。

日本各地で自転車通行帯の整備が始まっていますが、自転車に乗らない人が設計するためか、かえって危険で走りにくい道路になっているそうです。岡山にもそういった自転車レーンがあります。また右側通行を止めたら、自転車事故の半数がなくなるという統計データにもビックリしました。日頃右側通行が危ないと思っていましたが、数字で示されると説得力がありますねぇ。

自転車の右側通行は絶対に止めましょう。

ツール・ド・フランスの覇者カルロス・サストレの自転車
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2008年11月02日

宇甘渓・日羽サイクリング

■紅葉狩りサイクリング第2弾

うららかな日和に誘われて、県南の紅葉狩りに走りました。今回のメンバーはロードバイク2台、クロスバイク1台、MTB1台の4人です。

宇甘渓は色づき始めたところでした。来週くらいが見頃かな。豪渓は相変わらず全面通行止めですので、日羽に迂回しました。豪渓上から日羽に抜ける道沿いも色づき始めたところで、快適なダウンヒルを楽しめました。

吉備中央町惣社宮のイチョウ日羽へのダウンヒル


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2008年10月25日

森林公園・人形峠周回と奥津温泉

■紅葉狩りサイクリング

夏以降レースばっかりだったので、久しぶりにゆっくりペースでサイクリングしました。 一緒に走ったのはMTB4台、ロードバイク3台の混成チームです。

車に分乗して、道の駅「奥津温泉」に集合し、10時前にスタートしました。半袖ジャージにレーパンではちょっと肌寒い気温でしたので、休憩と下りではウィンドブレーカーを重ね着しました。それでも県境付近の尾根筋は寒いくらいでした。

道の駅からわずかに南下し、県道445号線を上ります。標高800メートルの尾根筋までは5%以上の上りが約13km続きます。尾根筋に出てから標高900メートルまで上り、一気に300メートル下ったあと600〜700メートルを上り下りしながら県立森林公園に着きました。

森林公園の管理棟は暖炉に火が入っていました。熱いお茶をいただくと、ここから動きたくなくなります。公園内の休憩所で弁当を食べました。

再び900メートル付近まで上り、下ったところが人形峠です。人形峠からは国道を一気に下り、道の駅に戻りました。花美人の里の温泉で体を休めてから帰宅の途につきました。

今回のコースは、明日(10/26)に開催される「メディオフォンド津黒高原ステージ」の一部です。県境付近の尾根筋は展望が開け、大変きれいです。今の季節は紅葉が見頃となっています。上り下りが相当キツイコースですが、距離が約50kmと短いので、根性のある人なら走りきれると思います。森林公園からエスケープするルートもあります。県道445号線から大谷峠方面への分岐が分かりにくいので注意しましょう。
大谷峠から森林公園への尾根筋森林公園から人形峠へ


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2008年10月13日

2008サイクル耐久レースin岡山国際サーキット

■息子と2人で3時間オープンクラスに出ました

今年は息子と2人チームなので、3時間オープンクラスにしました。2人で6時間はちとつらい。参加人数が増えていると聞いたので、6時前に現地入りしました。入場ゲートと陸橋はまったく混んでいませんでしたが、ピットはあらかた占有されていました。すでに場所取りしている人にお願いしてピットの1/4を空けてもらいました。

天気は快晴で早朝は冷えました。ウォーミングアップを兼ねて7時から試走、3周回って調子を見ます。ミッドナイトエンデューロのリベンジです。作戦はこうです。
  • 上りは重めのギアでダンシングして行けるところまで行ってからギアチェンジする。
  • ドラフティングを有効に使うなどとせこいことは考えずに、追いついたらぶち抜く。
つまり何も考えずにめいっぱい行くっていうこと。

10時ちょうどにスタート。先頭から20列くらいに陣取っていたので、速いグループに引きずられて第1コーナーに突入、作戦どおり全力で前について行く。むちゃくちゃ速いペースで進む。初めの3周はラップタイム6分を切るペースで走り、息子に交代。

2時間経過時のクラス順位は75チーム中24位。いいペース。2時間クラスのゴールでピットロードが閉鎖されたとき、ライダー交代をミスり、2時間半の時点で一気に30位以下に転落しました。ゴール直前のピットロードへ閉鎖時もまたライダー交代をミス。結局、昨年同様クラス順位は半分、平均速度は30km/hに届かずに終わりました。

個人的にはミッドナイトエンデューロの反省が実り、昨年よりラップタイム20秒短縮できたので、新車を投入した甲斐があったというもの。最高に爽快な秋の一日でした。
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2008年08月24日

ミッドナイト・エンデューロ2008(2)

■目標達成です

4時間のクラスがゴールするときは注意が必要です。5分前からピットロードが閉鎖されます。閉鎖された間はライダー交代ができません。参加チームが増えているので、下手すると3週多く回ることになります。ラップタイムを管理して、オーバーロードにならないようにライダーを交代します。

真夜中を回ってペースが安定してくると、だる〜い時間帯がやってきます。横になって短い仮眠を取る人も出てきます。うちのチームはひとりが5周、残りの3人は3周で交代するペースに落ち着いています。待っている間に体が冷えるので、乾いたTシャツに着替えたり、上に一枚羽織ったりしてしのぎました。

空が明るくなってくると、さあ最後のがんばりです。補給食を押し込んであと何周脚が保てばよいかを計算します。キツーい10時間も終わってみれば最高の達成感が得られます。

クラス全体の半分より上位、平均時速30km/hは楽々達成しました。個人的には、どうやらチームの足を引っ張ったようです。もっと精進しなければ。

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2008年08月23日

ミッドナイト・エンデューロ2008(1)

■真夏の世の夢は大にぎわい

今年もやって来ました、岡山国際サーキットです。自転車仲間3人といっしょにロードバイク4台で、10時間耐久オープンAに出場しました。このクラスは110チームが参戦、最近のロードバイクブームを受けて、10時間オープンBの13チーム、10時間MTBの16チームに比べて大盛況のクラスです。県外組も多く、混戦が予想されます。

全体の参加者は1610名、437チーム(ソロ含む)だそうで、昨年よりずいぶん増えているように思います。437台が同時にスタートするわけですから、後ろの方は動き出すまでに1分以上かかりそうです。10時間が237チーム(ソロ含む)なので、4時間組がゴールした後、コース上がガラガラに空いてしまうことはないと思いますが、接触事故や落車には十分注意が必要です。

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2008年05月18日

ツール・ド・大山

■ツール・ド・大山を完走しました

大山一周屈指の山岳コース、総走行距離78km、積算登坂高さ1955m(主催者発表値)を走破しました。コースは、2008ツール・ド・大山コース図(予定)アルプス・ルートマップ「ツールド大山」をご覧ください。

ツール・ド・大山は、序盤のスタート地点〜第1チェックポイント「鏡ヶ成」と、中盤の「鏡ヶ成」〜第2チェックポイント「船上山(せんじょうざん)」、終盤の「船上山」の〜ゴール地点に分けられると思います。

序盤は何といっても鏡ヶ成までの25km、標高差600mの上りです。ここまでいかに脚を使わずに速く上るかが重要です。中盤は眺望の開ける快適な長い下りです。スピードが上がるため景色をながめる余裕がないのが残念です。第2チェックポイントの時間制限15時がありますが、普通は問題ない時間だと思います。終盤はひたすら上りです。そんなに斜度はきつくないのですが、60km以上を走ってきた脚がどれほど言うことを利くかが問題です。「脚が攣ーるど大山」(スタート前の説明でのお話)にならなければ完走はそう難しくないと思います。

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2008年04月28日

ポジション出しの方法

■「ポジション」は楽に走るための必要条件だけど、十分条件じゃない

よいフォームを得るためには、よいポジションが必要です。よいポジションとはどんなポジションでしょうか?
雑誌の特集を読むと、サドル高(クランク軸の中心からサドルの上面までの長さ)の求め方でさえ、いろいろ。股下×fってのはどれも同じなんだけど、fの値が異なります。ある本は0.875と書いてあるし、別の本では0.885、0.893ってのもあります。
私の場合、股下76cmなので、66.5〜67.9cmとなり、1.4cmも幅があります。1.4cmってけっこう大きいよ。
結局、試行錯誤の結果、私の場合はこんな考え方でポジションを決めたようです。
# 自分で決めておいて「ようです」ってのは何ですが、決めた後で理由を考えたので...(汗)

■サドル

股下×0.875にしたがってサドル高を66.5cmにセットしました。サドルの前後はおおよそセンターにして、ハンドルクランプとサドル先端の長さが49.5cmとしました。このときサドル地上高91.5cmとなりました。

■ハンドル

ステムを高めにセットして、ハンドル地上高(地上からハンドルクランプの中心までの高さ)が90cmとなりました。サドルより1.5cm低いポジションとなります。

■試走してみました

「サドルが低い」と感じましたので、5mmずつ上げてみました。1cm上げたところでいい感じになったのですが、今度はハンドルが高いのが気になりました。
ステムを1cm下げました。これでハンドルはいい感じ。もう少し走ってみましょう。

■10km走ると背中が痛くなりました

以前の経験から背中が痛いときはサドルが高すぎるので、1mmずつ下げてみます。3mm下げたところで痛くなくなったようなので、これでひとまず固定しました。

■通勤30kmの攻防

この後、片道30kmを自転車通勤しながらサドル上下、前後の調整を試行錯誤することになります。だいたい20数kmの地点で体のどこかが痛み出すので、サドルの位置を2mm単位で動かしてみては、次の片道で結果を出すという作業が続きました。
痛いところと調整方法の関係はだいたい次のとおり。
  • 背中が痛い→サドル高さを下げる
  • ふくらはぎが痛い→サドル高さを上げる
  • 腰が痛い→サドルを前に移動する
  • 太ももの内側が痛い→サドルを後ろに移動する
とにかく30km走ってもどこも痛くならないサドル・ポジションを探しました。

■引き脚が有効に使えるように

最終的には、サドル高さを固定して、サドルを1mmずつ後ろに下げ、腰が痛くならないぎりぎりの位置を見つけました。さらに1mmずつサドルを上げて引き脚が有効に使え、背中が痛くならない位置を見つけました。それが現在のポジションです。
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2008年04月19日

棚田巡りライド

■岡山県吉備高原の棚田3箇所を巡りました

ロードバイク3台、MTB1台の4名で、大併和西(おおはがにし)、北庄(きたしょう)、上籾(かみもみ)の棚田を回りました。

足守→千升→旧・加茂川町下加茂→円城→小森温泉→旧・旭町→栃原→大併和西→境→北庄→上籾→久米南町神目→福渡→旧・加茂川町→宇甘渓→旧・御津町紙工→勝尾峠→足守(105km)
アルプスルートマップ「岡山県棚田巡り」

道路は全部舗装路です。今回は100kmの距離と1300mの登坂高さがあり、けっこうきついコース設定です。

足守と下加茂にそれぞれセブンイレブン、ローソンがありますので、どちらかで弁当を購入しました。この日は北風が強く、旭川に出るまでは向かい風に苦しみました。旭川沿いに南東へ進み、栃原橋を渡らずに左折します。程なく道が上と下に分かれますから、右下に進みます。道なりに進むと上に行ってしまうので、要注意です。後はほぼ一本道で、たまに「大併和西」の道標がありますので、確認しながら進みます。

大併和西の棚田が見え始めると、「棚田見学順路」の道標にしたがって上りました。昨年夏は暑さでまいりましたが、今回は水筒の水も余裕でした。上りきったところから棚田を右に見ながら行くとちょうどよいビューポイントがありました。

大併和西の近くに小山の棚田もあるようですので、脚に自信がある人はチャレンジしてみてはどうでしょうか。

大併和西ですでに正午前だったのですが、次の北庄まで頑張ることにしました。滝谷池を通って快適に下ります。「紅(あか)そば亭」の分岐まで一気です。ここは分岐がいくつもありますが、道標を見て「北庄の棚田」へ進みます。北庄交流センタ(だったかな)からの下りの途中に棚田への分岐がありますので、見落として行き過ぎないように注意してください。

北庄の棚田を見ながら弁当にしました。ここの棚田は2700枚もあるそうですが、見える範囲ではそんなにありません。大併和西に比べるとひとつ一つの棚田が細長いようです。ほとんど道幅しかないような田んぼがあります。

北庄の棚田から上籾の棚 田までの道筋が非常に分かりにくい(標識も十分にありません)ので、地元の人に聞ききましょう。「ブルのところを左に曲がる」と教えられて迷いながら走りました。結局「ブル」はブルドーザーのことで、曲がる方向は「左」ではなく「右」でした。

上籾の棚田も見事でした。こちらも北庄に負けず劣らず細長い田んぼが多い。いつまでも眺めていたい風景です。

上籾から神目までは快適な下りです。車もほとんど通りませんが、出会い頭に注意しましょう。途中1箇所左折するところがありますが、道なりに進めば国道53号線にぶつかります。

福渡でドリンクと食べ物を補給して、八幡橋を渡り、国道484号線をゆっくりと上りました。この道沿いには山ツツジが咲き誇り、新緑にピンク色のアクセントを添えます。畑ヶ鳴峠から下加茂へ下り、走行距離を100kmに増やすため、宇甘渓、勝尾峠を経由して、足守へ戻りました。途中道を間違えたのを含めて、何とか100km達成のようです。

大併和西の棚田北庄の棚田北庄の棚田上籾の棚田
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2008年04月05日

醍醐桜、岩井畝の大桜ライド

■醍醐桜と岩井畝の大桜に行きました

ロードバイク2台とMTB1台の3人で、醍醐桜と岩井畝の大桜の花見に行きました。
毎年、シーズン開始は醍醐桜からです。今回は道の駅「かもがわ円城」まで車で自転車を運び、そこから走りました。
道の駅「かもがわ円城」−旧・旭町−落合−道の駅「醍醐の里」−醍醐桜−岩井畝の大桜−道の駅「醍醐の里」−落合−旧・旭町−道の駅「かもがわ円城」(87km)

残念ながら醍醐桜も岩井畝の大桜もまだつぼみ、醍醐桜は3輪ほどの花をやっと見つけました。明日にも咲きそうにふくれたつぼみですので、来週の土日(4/12、4/13)はちょうど見頃でしょう。
醍醐桜はまだつぼみ 岩井畝の大桜はまだつぼみ
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2008年03月05日

春が近いとチェンが伸びる?

■うぐいすの初音を聞きました

朝、百間川の河川敷を走行中、うぐいすの初音を聞きました。最低気温が氷点下でしたが、陽射しのおかげで特に寒いとは感じませんでした。春はもうすぐそこまで来ています。

■リアディレーラーのワイヤが伸びていた

チェンホイールを内側にしたとき、リアスプロケットを内側から4段目に変速すると、トルクをかけたときに突然ギアが飛ぶ(あるいはチェンが滑る)現象が頻発するようになりました。
行きつけの自転車屋さんで見てもらうと「シマノは変速ワイヤが伸びると、4〜5段目でそういう現象が起きるようだ」とのことです。変速ワイヤが伸びると、インか、アウトのギアが鳴るのかと思っていたけど、そうじゃないらしい。
アジャスタでワイヤを引っ張ると直りました。春になるとワイヤも緩んでくるのかな。(笑)
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2008年02月24日

バイク・ポジション

■ロードバイクのポジションを調べました

新しいロードバイクのポジションがどうにも決まらないので、古いロードバイクと比較してみました。
方法は簡単、同じ位置に自転車を立てかけ、三脚に固定したデジカメで撮影し、画像処理ソフトFireworksで片方の背景を透明に加工して、両方の画像を重ねてみました。新しい方が手前です。といっても古い方はほとんど見えないですね。フレームは緑色なんですが。

新旧ロードバイクのポジション比較

写真では新しい方がハンドルバーが高くなっているように見えますが、クランプ部の高さはほとんど差がありません。ブラケットの形状が異なるので、新しい方がやや高めで前に出ています。

サドルは古い方がフィジーク・アリオネで、新しい方がボントレガー・レース・ライトですので、アリオネが前後に長くなります。どの位置に座っているか分からないのですが、ほとんどサドルの前後も同じようです。

このポジションで腰も背中も痛くないはずだと思いますが...古い自転車でもポジション出すのに相当期間も乗車回数もかかりましたので、これでOKなら御の字です。
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2008年02月20日

厳寒期の自転車通勤

■2月に入って自転車通勤を開始しました

寒さに体が慣れてきたので、自転車通勤を始めました。片道30kmあるので週1回の頻度です。
服装はこんな感じ。
  • ヘルメットの下にウールの帽子。耳も帽子で守ります。
  • 上半身は、普通の半袖Tシャツ、長袖Tシャツ(ユニクロ)、ウィンドブレークジャケット、ウィンドブレーカー(SUGOIの古いやつ)、ウェットスーツ地の手袋(オートバイで使っていたやつ)。
  • 下半身は、普通の下着、ウィンドブレークタイツ(パールイズミの古いやつ)、普通の靴下、MTB用シューズ(シマノ)、ハーフシューズカバー

これで0〜5℃の外気の中を1時間以上走っています。体はほとんど寒いと感じません。指先は10kmを過ぎた辺りから温まってきますが、足のつま先はどんどん冷えて、会社に着く頃には痛くなってきます。フルカバータイプのシューズカバーを使えばましになるのでしょうが、脱いだりはいたりが面倒くさいので、ハーフシューズカバーを使っています。

会社で着替えるのですが、デイパックが接している背中の部分が汗で濡れています。Tシャツ2枚は外に干しておきます。デイパックには着替えと替えチューブ、携帯工具、ワイヤ錠などが入っています。できるならばデイパックを背負いたくないのですが、サドルバッグとテールランプが共存しないので、がまんして背負っています。

帰りは体が起きているためか、それほど外気温が下がっていないのか、同じ服装で走ると汗をかきます。
posted by ピカリ入道 at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車