■自転車で棚田を見に行きました
かねてから梅雨が明けたら行こうと思っていた‘棚田’を見にレーサーで走りました。岡山県の旧・中央町から久米南町にかけて、棚田で有名な地域があります。大併和(おおはが)、上籾、北庄など数ヶ所あるようです。
今日は走り出してから後悔するほどの最高に暑い日で、アスファルトからの照り返しで蒸せるようです。出発したのも遅かった。9時過ぎに足守を出発 し、R429を北上しました。千升峠ではほとんど棚田を諦めかけていたのですが、円城までの上りの木陰が涼しくて回復し、ひとつだけ行こうということにな りました。
旭川ダム湖から県道30号線に入り、栃原橋を渡らず左折して、山間へ向かいます。すぐに道が二又に分かれますので、右下に下ります。Googleの 地図を印刷して持っていましたが、この辺りは細い道が入り組んでいてよく分かりません。おじいさんに道を聞きました。人に聞くのが一番。どうも Googleの地図は古そうです。近頃は車で見学に来る人が多いのか、充分に広い道が続いています。
大併和西までの途中には自動販売機がありません。水が心配になり、民家に頼んで井戸水をいただきました。昔はコンビニがなかったし、お茶やスポーツ ドリンクも売っていなかったので、いつも民家にお世話になったものです。今は自動販売機があるから、お金を使ってしまいますね。
棚田に下から近づくようになります。近くになると見物の順路を示す標識が立っていました。それにしたがって登っていきますと、棚田を上から一望できるようになります。見事です。能登の千枚田に匹敵する風景が開けます。
大併和小学校まで登ると、お店も自動販売機もありました。弁当を食べてホッと一息です。
滝谷池のほとりを通って、県道70号線を一気に旭川まで下りました。県道30号線で旧・建部町へ、国道53号線を避けて、県道71号線で山越えして旧・御津町へ、さらに勝尾峠を越えて足守に戻りました。